二木真希子

(ふたきまきこ)
アニメーター・イラストレーター・絵本作家。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」など、数多くのスタジオジブリ作品において原画を担当したことで知られている。

愛知県に生まれ、愛知県刈谷市に本部を置く国立大学である愛知教育大学を卒業後、株式会社テレコム・アニメーションフィルムへの勤務などを経て、1991年に株式会社スタジオジブリへ入社。さまざまな作品を手掛けたのち、2014年以降はフリーとして、引き続き同社が生み出す数々の作品に携わった。

手掛けた劇場アニメ作品には、上述した「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」のほか、「銀河鉄道の夜」「じゃりン子チエ」「オネアミスの翼」「おもひでぽろぽろ」魔女の宅急便」「AKIRA」「平成狸合戦ぽんぽこ」「紅の豚」「ホーホケキョ・となりの山田くん」「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」「コクリコ坂から」「借りぐらしのアリエッティ」「崖の上のポニョ」「思い出のマーニー」「風立ちぬ」などがある。

オリジナルビデオアニメ(OVA)作品では、「御先祖様万々歳!」「トワイライトQ」「天使のたまご」など。

手掛けた絵本には、「小さなピスケ」シリーズ(「小さなピスケのはじめてのともだち」「小さなピスケのはじめてのたび」)、「世界の真ん中の木」などがある。

東京都小金井市にある病院にて死去。死因は病気と思われるが、病名などの詳細は明らかになっていない。58歳。体調不良により入院し、療養中に死去した。

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