池内紀

(いけうちおさむ)
ドイツ文学者・エッセイスト。ドイツ文学における数多くの評論や翻訳の他、温泉や山歩きなどの自然をテーマにしたエッセイでも知られている。イスラム研究者・東京大学先端科学技術研究センター教授である池内恵の父。

毎日出版文化賞・桑原武夫学芸賞・読売文学賞などの受賞歴あり。

著書に「池内紀の仕事場」「天のある人 二十三の物語」「錬金術師通り 五つの都市をめぐる短篇集」「シロターノフの帰郷 短篇集」「書斎のコロンブス」「地球の上に朝がくる 懐かしの演芸館」「読書見本帖」「旅に出たい」「一〇一冊の図書館」「ことばの引き出し」「私はこうして読書をたのしんだ」「山の朝霧 里の湯煙」「二列目の人生 隠れた異才たち」「生きかた名人 たのしい読書術」「文学フシギ帖 日本の文学百年を読む」「ニッポン周遊記 町の見つけ方・歩き方・つくり方」「すごいトシヨリBOOK トシをとると楽しみがふえる」「湯けむり行脚 池内紀の温泉全書」「闇にひとつ炬火あり ことばの狩人 カール・クラウス」「モーツァルトの息子 史実に埋もれた愛すべき人たち」「自由人は楽しい モーツァルトからケストナーまで」「ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか」など多数。

死因は、虚血性心不全であった。78歳。

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