矢口高雄

(やぐちたかお)
漫画家・随筆家(エッセイスト)。

代表的な作品は何と言っても、1973年から10年間、講談社の「週刊少年マガジン」に連載され、釣りブームを巻き起こした「釣りキチ三平」である。そのほか、ツチノコ(UMAと呼ばれる未確認動物の1つ)に対する世間の興味・関心を喚起した「幻の怪蛇バチヘビ」を始め、「マタギ列伝」「釣りバカたち」「おとこ道」「おらが村」「かつみ」「マタギ」「ふるさと」「ニッポン博物誌」「蛍雪時代」「激濤」「ボクの手塚治虫」「野性伝説」「9で割れ!!」「バスボーイQ」「トキ」など。

また、随筆(エッセイ)では、「ボクの学校は山と川」「「底なし沼の極小トンボ」「弟の死」「校門を掘る子」「にくい青虫「カジカの夜突き」「バチヘビ始末」など。

メディアへの出演はそう多くはないが、公共広告機構(現在のACジャパン)のテレビCMや、「TVチャンピオン」「課外授業・ようこそ先輩」といったテレビ番組などで活躍した実績がある。

受賞歴に、日本漫画家協会賞(大賞)、講談社出版文化賞(児童まんが部門)など。そのほか、文部科学大臣より地域文化功労者として表彰を受けている。

東京都内にある病院にて死去。死因は、膵臓癌であった。81歳。

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