おおつぼマキ

漫画家。兵庫県神戸市出身。関西学院大学卒業後、1980年の作品「ぶち丸アウトロー」で、集英社の人気少年漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」にてデビューを果たす。「キン肉マン」や「闘将!!拉麵男」などのヒット作で知られるゆでたまごの下、チーフアシスタントをしていた経験もある。以後、小学館や講談社など、様々な出版社の雑誌にて活躍した。「マキ・万」の名義で活動していたこともある。

主な作品には、上述した「ぶち丸アウトロー」や、1983年にちばてつや賞(ヤング部門・優秀新人賞)を獲得した「季節はずれでゴメンナサイ」を始め、「みだらな関係」「とびだせサキちゃん」「すて子じゃベイビー」「瞳ちゃん GOES HOME」「ボクのロコガール」「ウォーターメロン物語」「よろしくアスリート」「ボクらの甲子園」「ケンネル所沢」「おだいじに!」「1・2の3K」「戦争に行こうよ!!」「東京まくわうり荘」「Baby」「プラム!」「パチスロ7」「だって夏じゃん」「まんツボ」「貧民の食卓」「貧民の雀卓」「まんトリ」などがある。

特に、「ケンネル所沢」(1989年)や「おだいじに!」(1990年)は高い人気を博し、OVA(オリジナルビデオアニメ)として映像化された。

死因は、膵臓癌であった。63歳。株式会社少年画報社の公式発表では「病気のため」とされ、具体的な病名などは明確にされていなかったが、編集者を始め知人によるブログなどによって末期の膵臓癌であったことが明らかとなった。

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