俳優（アメリカ）。アメリカ合衆国サウスカロライナ州・北西部にあるグリーンビル出身。アメリカ軍に所属しており、その退役後に演技を学び、いくつかの舞台を踏んでキャリアを重ねた。
一般的なメディア作品へのデビューは、1966年におけるテレビドラマ「The Pruitts of Southampton」への出演である。また、映画デビューは、「裸の銃を持つ男」シリーズなどで知られるカナダの俳優、レスリー・ニールセンが出演している犯罪映画「Dayton’s Devils」（1968年）だった。その後は数々のテレビドラマや映画に出演、主にバイプレイヤーとしての地位を確立し、伝説の俳優として君臨した。
特に、ジョージ・ルーカスが監督を務め、リチャード・ドレイファスやロニー・ハワードなど錚々たるメンバーが出演した青春映画「アメリカン・グラフィティ」におけるジョー・ヤング役で大きな注目を集めた。
出演した主なテレビドラマには、上述したデビュー作「The Pruitts of Southampton」を始め、「バージニアン」「0088／ワイルド・ウエスト 」「ガンスモーク」「ガンマン無情」「鬼警部アイアンサイド」「ボナンザ」「チャーリーズ・エンジェル」「ルーキーズ」「名探偵ジョーンズ」「特攻野郎Aチーム」「ロックフォードの事件メモ」「ジェシカおばさんの事件簿」「スケアクロウとキング夫人」「俺たち賞金稼ぎ！！フォール・ガイ」「ザ・ヒッチハイカー」「私立探偵ハリー」「マトロック」などがある。
また、出演した主な映画には、上述した映画デビュー作である「Dayton’s Devils」や「アメリカン・グラフィティ」を始め、「ワイルドバンチ」「西部番外地」「男の出発」「モンテ・ウォルシュ」「アメリカン・グラフィティ2」「ゲッタウェイ」「秘密組織・非情の掟」「白熱」「イナゴの日」「キラー・エリート」「ミッドナイト・エクスプレス」「キャット・ダンシング」「テンタクルズ」「オレゴンの黒い日」「ミュータント」「カジノ」「マッドストーカー」「真昼の決闘’88」「標的の罠」「バウンティ・ハンター」「笑撃生放送！ラジオ殺人事件」「魔教の町」「パワーゲーム」「スリラー」「Uターン」「ファントム」「フロム・ダスク・ティル・ドーン2」「ニュートン・ボーイズ」「ワイルドガン」「シェイド」「シティ・オブ・ゴースト」「オープン・ウィンドウ」「ヒルビリー・エレジー ～郷愁の哀歌」などがある。
病院にて死去。死因は、心臓発作であった。84歳。
