藤井裕久

(ふじいひろひさ)
政治家・元大蔵官僚。所属政党は、自由民主党から始まり、新生党や新進党などを経て、最終的には民進党。 旭日大綬章受章者。

参議院・衆議院の両院で議員を務めたほか、大蔵大臣・財務大臣・内閣官房副長官・内閣総理大臣補佐官・民主党幹事長・民主党代表代行などの要職を歴任した。そのほか、「ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会」の会長を始め、「協同出資・協同経営で働く協同組合を考える議員連盟」顧問、「民主党税理士制度推進議員連盟」会長、「特定非営利活動法人日本・ロシア協会」理事、「民主党ワイン産業振興議員連盟」名誉顧問なども務めた。

東京大学を卒業後、大蔵省(現在の財務省)での官僚を経て、1977年に参議院議員選挙に自由民主党公認で出馬し、初当選を果たす。参議院議員を2期務めたあと、1990年には衆議院議員に鞍替えを決意。同年の衆議院議員総選挙に出馬し、当選する。以後、7期に渡って衆議院議員を務めた。自民党を離党した羽田孜・小沢一郎らが新生党を結成した際のメンバーの1人としても知られており、羽田孜内閣総理大臣(当時)が組閣した内閣では、大蔵大臣を務めている。2012年、次の総選挙には出馬せず、80歳という高齢を理由に、政治家を引退することを発表した。

死因などの詳細は不明。90歳。自宅にて倒れているところを家族に発見された。

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