深尾道典

(ふかおどうてん)
シナリオ作家・映画監督。本名は、同漢字で「みちのり」。

日本シナリオ作家協会理事などを歴任。同じく映画監督である大島渚らと共作した映画「絞死刑」でキネマ旬報脚本賞を受賞している。

脚本を手掛けた主な作品に、監督も務めた「好色源平絵巻」や「女医の愛欲日記」を始め、「史上最大のヒモ 濡れた砂丘」「女子大生失踪事件 熟れた匂い」「おんな刺客卍」などがある。また、現代やくざ 血桜三兄弟」「まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯」「極悪坊主 飲む・打つ・買う」といった作品では、助監督を務めた。

著書(共著を含む)に、「山手線目赤駅」「曠野の歌」「緑年時代」「私の動物図鑑」「蛇海」「ある女の生涯」「夢化粧」「水のほとりにて」「湖事記」「幼年時代」「葬」「スピードポスター 女医の愛欲日記」などがある。

病院にて死去。死因は、急性呼吸不全であった。87歳。

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