夏まゆみ

(なつまゆみ)
振付師・演出家。イギリスやニューヨークなどでダンスを学びながら、ダンサーの他、役者としても活躍。その後、数々のダンス指導や振り付け、イベントのステージングなどを行うようになった。

1993年には、アメリカ・ニューヨークのマンハッタンにある有名クラブ「アポロ・シアター」にて、日本人として初めてソロダンサーとして出演を果たす。また、1998年の長野冬季オリンピックでは、閉会式における振り付けを担当。さらに、年末の恒例行事であるNHKの紅白歌合戦では、20年以上に渡ってステージングを担当した。

振り付けやダンス指導などに関わることで、これまでに手掛けたアーティストは、優に300組を超えるとされている。

特に、女性アイドルグループである「モーニング娘。」においては、「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」「ハッピーサマーウエディング」「恋愛レボリューション21」「シャボン玉」など、多くの楽曲の振り付けを担当。メンバーを育てた「先生」として知られている。

その他、同じく女性アイドルグループである「AKB48」では、総合プロデューサーである秋元康と共にメンバー公募の段階から携わり、合格メンバーに対する振り付けや演出などを通じて、プロフェッショナルへと育て上げた。

著書に、「エースと呼ばれる人は何をしているのか」「変身革命 You can do it!」「ダンスの力 – モーニング娘。AKB48・・・愛する教え子たちの成長物語」「人はいつでも、誰だって「エース」になれる!心とからだが輝く72の言葉」など。

死因は、癌であった。61歳。7年程前に癌と診断され、一度は寛解したものの再発、2ヶ月前より入院していたとのこと。

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