栗山昌良

(くりやままさよし)
演出家。国立音楽大学名誉教授。特にオペラ演出家として、さまざまな作曲家の作品を演出し、多くのオペラ歌手を育成しながら、秀逸な舞台を生み出し続けた。文化功労者。紫綬褒章・勲四等旭日小綬章受章者。メゾソプラノの声楽家である松内和子の夫。

劇団青年座座友・文化庁オペラ研修所主任・同研修所所長・新国立劇場オペラ研修所講師などを歴任。

受賞歴に、日本芸術院賞、芸術選奨文部大臣賞、中島健蔵音楽賞特別賞、新日鉄音楽賞、三菱UFJ信託音楽賞奨励賞、ジロー・オペラ賞大賞、ウィンナーワルド・オペラ賞、など多数。

演出を手掛けた作品に、黛敏郎の「金閣寺」や、山田耕筰の「黒船」、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「フィデリオ」、ジャコモ・プッチーニの「蝶々夫人」、沼尻竜典の「竹取物語」、ベルトルト・ブレヒトの「三文オペラ」などがある。

死因は、老衰であった。97歳。

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