PANTA(パンタ)

(ぱんた)
ミュージシャン・作曲家・作詞家・俳優。ドラムスを担当する石塚俊明と共に、「銃を取れ」「世界革命戦争宣言」といった過激で挑発的な歌詞で知られているロックバンド「頭脳警察」を結成、ヴォーカルを務めていた。反体制の象徴として注目を集める一方で、アルバムの発売中止や回収騒動に至ったこともある。

荻野目洋子・沢田研二・チェッカーズなど、著名アーティストのプロデュースや楽曲提供に携わる一方で、サザンオールスターズの桑田佳祐が監督を務めた映画「稲村ジェーン」に出演するなど、俳優としても活躍した。

主な発表曲や発表アルバムに、「レーザー・ショック」「走れ熱いなら」「1980X」「マラッカ」「唇にスパーク」「16人格」「KISS」「クリスタルナハト」「NAKED」「波紋の上の球体」「CACA」「オリーブの樹の下で」などがある。

また、俳優としての出演作品は、上述した「稲村ジェーン」を始め、「天使に見捨てられた夜」「アナーキー」「キャプテントキオ」「カムイ外伝」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「食べる女」「真っ赤な星」「眼球の夢」など多数。

著書に、「歴史から飛び出せ」「頭脳警察 Episode Zero – 悪たれ小僧の前奏曲 -」など。

病院にて死去。死因は、肺癌による呼吸不全と心不全であった。73歳。晩年は肺疾患などを患い、健康状態に不安を抱えながらも、精力的に活動する姿勢を見せていた。

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