小野恵美子

(おのえみこ)
舞踏家・ダンサー。1966年オープンの常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)にて、初代フラガールとしてリーダーを務めていたことから、松雪泰子主演のヒット映画「フラガール」に登場するダンサー役(演じたのは蒼井優)のモデルとなったことで有名。なお、「フラガール」は、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞している。

常磐ハワイアンセンターでのフラガール引退後は舞踏家として公演を続けながら、1期生として通っていた母校である常磐音楽舞踊学院や、主宰の「エミ・バレエスクール」にて、後進の育成に尽力した。また、2011年の東日本大震災のあと、フラガールを生み出した福島県いわき市において、高校生がフラを競い合う「全国高等学校フラ競技大会 フラガールズ甲子園」を発案したことでも知られている。

死因は、アルツハイマー型認知症終末期のためであった。79歳。2007年にアルツハイマー型認知症と診断され、晩年は特別養護老人ホームで暮らしていた。

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