金子勝彦

(かねこかつひこ)
アナウンサー・コメンテーター。元テレビ東京(TX)及び毎日放送(MBS)のアナウンサー。「ネコさん」などと呼ばれて親しまれた。

テレビ東京のサッカー情報番組である「三菱ダイヤモンド・サッカー」の司会を1968年から20年間に渡って担当し、オープニングにおける「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?」の名セリフと共に、サッカーを実況するアナウンサーの草分け的存在として有名となった。当番組では、岡野俊一郎氏(後に日本サッカー協会会長を務める)とのコンビで、ドイツ・ブンデスリーガに所属していた奥寺康彦の活躍を紹介したり、当時多くの情報を手にすることが難しかった海外サッカーの状況などを日本のファンに伝えたりした。

1974年、日本初の衛星生中継によるサッカーW杯(ワールドカップ)決勝戦(西ドイツ VS オランダ)を実況したことでも知られている。2002年にJリーグより特別功労賞を受賞した他、2012年には、日本サッカーの殿堂入りも果たした。

著書に、「サッカーと私―人生をともにした40年の旅」などがある。

病院にて死去。死因は、肺炎であった。88歳。

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