所ゆきよし

(ところゆきよし)
漫画家。カートゥーンと呼ばれる一コマ漫画を作風とする。

南山大学の学生時代から風刺画を描き始め、卒業後、一旦サラリーマンとなるも、1978年に独立を果たし、雑誌や新聞などで風刺漫画の発表を続ける。1985年より毎日新聞にて政治漫画の連載を開始し、生涯継続。その他、政治家の似顔絵を担当したりもした。

上述した毎日新聞での連載の他、代表作に「本のおつまみ」(週刊大衆)や「所ゆきよしのツーショット」(日刊スポーツ)などがある。

2009年には日本漫画家協会賞大賞を受賞。その他の受賞歴に、日本文芸家クラブ大賞(美術部門)、文化庁メディア芸術祭優秀賞(マンガ部門)などがある。

自宅にて死去。死因は、胃癌であった。76歳。死後の翌日(9月17日)に毎日新聞の朝刊に掲載された漫画が遺作となった。

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