津島雄二

(つしまゆうじ)
政治家・元衆議院議員・元大蔵官僚・弁護士・税理士。著名な作家である太宰治の長女・津島園子の夫。政治家・衆議院議員である津島淳の父。旭日大綬章・フランス政府レジオンドヌール勲章オフィシエ受章者。所属政党は、自民党。

東京大学卒業後、1953年に大蔵省(現・財務省)に入省。関東信越国税局・信濃中野税務署長、在フランス日本大使館・1等書記官、日本専売公社・管理調整本部総務課長、大蔵省大臣官房参事官、国税庁直税部法人税課長などを経て、1976年の衆議院議員選挙にて初当選。以後、11回の当選を果たす。

1990年には、海部俊樹内閣総理大臣(当時)の下、第2次海部内閣で厚生大臣(第71代)を務めた。また、2000年には、森喜朗内閣総理大臣(当時)の下、第2次森内閣にて同じく厚生大臣(第84代)に就任。

その他、厚生政務次官・運輸政務次官・自民党経理局長・衆議院社会労働委員長・自由民主党税制調査会長・衆議院予算委員長などを歴任。さらには、「たばこと健康を考える議員連盟」「日韓議員連盟」などの連盟に所属していた他、日仏友好議員連盟会長、禁煙推進議員連盟会長なども務めた。

2009年7月、次の衆議院議員総選挙に出馬しない意向を示し、同月の衆議院解散に伴って政界を引退。以後は、田辺総合法律事務所にて、弁護士・税理士・新生銀行顧問などを務めた。

病院にて死去。死因は、老衰であった。93歳。

タイトルとURLをコピーしました