根本正義

(ねもとまさよし)
児童文学研究者・国語教育学者。東京学芸大学名誉教授。文芸を職業とする人物のための職能団体「公益社団法人日本文藝家協会」の会員でもあった。特に近代児童文学の分野において活躍、多くの著書を残した。

東京都荒川区に生まれ、立正大学卒業後、立正大学大学院修士課程を修了。1980年には東京学芸大学助教授となり、以後、同大学教授(2007年に定年退職し、名誉教授に就任)、東京学芸大学附属大泉小学校校長などを歴任した。

主な著書(共著・編著を含む)に、「鈴木三重吉研究」「高等学校国語教育と児童文学」「鈴木三重吉と「赤い鳥」」「幼児教育のための児童文学」「子どもの本の世界」「昭和児童文学論」「高等学校国語教育と児童文学」「国語教育の理論と課題」「昭和児童文学の研究」「国語教育の創造と読書」「子どもと教育とことば」「子ども文化と教育のひずみ」「マンガと読書のひずみ」「国語教育と戦後民主主義のひずみ」「いつくしむこころ」「校長徒然譚」「占領下の文壇作家と児童文学」「子ども文化にみる綴方と作文」「研究とエッセー文学と教育の周縁」「国語教育とマンガ文化」「幼児文化」「国語教育基本文献」「国語科教育法」などがある。

埼玉県朝霞市にある病院にて死去。死因は、老衰であった。81歳。

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