ネルソン・ロックフェラー

政治家・実業家(アメリカ)。「ロッキー」(Rocky)の愛称で親しまれ、アメリカ合衆国ニューヨーク州知事や副大統領を歴任した。民俗学者であるマイケル・ロックフェラーの父。

アメリカ合衆国メイン州にあるバー・ハーバーにて、著名な資本家・慈善家であるジョン・ロックフェラー2世の次男として生まれた。1930年にニューハンプシャー州ハノーバーに本部を構えるダートマス大学を卒業後、国務次官補など連邦政府の役職を経て、1958年のニューヨーク州知事選に出馬し初当選。翌1959年よりニューヨーク州知事に就任する。最終的な目標はアメリカ合衆国大統領になることであり、たびたび共和党の大統領候補指名を模索するも、実現しなかった。しかしながら1974年、副大統領だったジェラルド・R・フォードが大統領に昇格し、同大統領により副大統領に任命された。1975年の大統領選挙でジェラルド・フォードが敗れたため、自身も1977年に副大統領職を辞任した。

死因は、心臓発作であった。70歳。のちに、愛人宅での腹上死だったことが判明し、浮気の発覚を恐れた愛人が時間を浪費し、病院への通報が遅れたことが致命的だったことが分かった。

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