海野和三郎

(うんのわさぶろう)
天文学者・理学博士。東京大学名誉教授(理論天体物理学)。NPO法人東京自由大学学長。その他、先事館先事研究所・所長、近畿大学教授なども歴任。瑞宝中綬章受章者。

磁場中の吸収線形成における「UNNO方程式」の発見を始め、恒星の理論研究などにおいて数々の業績を残し、理論天文学の基礎を築き上げた人物として知られている。また、海外では、弟子である天文学者たちを含めて「UNNO SCHOOL」(ウンノスクール)と呼ばれ、銀河天文学の第一人者である祖父江義明氏など、天文学界において多大な影響を与える門下生を次々と輩出。

著書(共著を含む)に、「宇宙マンダラ」「天文・地文・人文」「わたしの韓国語自修法」「されど天界は変わらず」「星と銀河の世界」など。

東京都足立区にある病院にて死去。死因は、肺炎であった。98歳。

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