伊藤義郎

(いとうよしろう)
実業家・企業家・経営者。公益財団法人全日本スキー連盟(略称SAJ:SKI ASSOCIATION OF JAPAN)元会長・現顧問。紺綬褒章・藍綬褒章・旭日重光章受章者。アメリカ合衆国・ケンタッキー州の栄誉称号「ケンタッキー・カーネル」保有者。実業家・政治家であった伊藤豊次の息子。北海道随一の土木業者・伊藤組土建株式会社の創業者である伊藤亀太郎の孫。

テレビ北海道代表取締役社長、学校法人札幌大学理事長、伊藤組土建代表取締役社長・会長、札幌証券取引所代表取締役社長、北海道ゼロックス代表取締役社長、札幌交響楽団理事長など、北海道における数々の要職を歴任。戦後の北海道経済をリードした中心人物として、「北海道経済界のドン」と呼ばれ、絶大なる存在感が関係者より称えられた。そのほか、NHK経営委員会委員なども務めた。

特に、2004年から2010年まで務めた全日本スキー連盟会長時代に、ノルディックスキー世界選手権の札幌招致に尽力したことで有名。2007年、4回目の立候補にして開催を実現した。また、日本スキー界のトップとして、大きな大会にはたびたび足を運び、日本勢の活躍を見守った上、さまざまな方面からサポートを行った。

死因は、老衰であった。96歳。

タイトルとURLをコピーしました