ルイジ・リーヴァ

元サッカー選手(イタリア)。歴代最多となるイタリア代表通算35ゴールを記録するなど、FW(フォワード)として活躍した。なお、日本での表記は、「ルイジ・リーバ」とも。

1962年、イタリアの下位リーグであるセリエCにてプロデビュー。翌シーズンにはカリャリ(サルデーニャ島)をホームタウンとする「カリアリ・カルチョ」に移籍し、セリエBでプレイ。トップリーグであるセリエAへの同チーム昇格に貢献した。1973年には、トリノを本拠地とするユヴェントスFCからのオファーがあるなど、たびたびビッグクラブより声が掛かったもののすべて断り、1978年に怪我のため引退を余儀なくされるまで、一貫してカリアリでプレイした。

1965年にはイタリア代表に初選出され、ハンガリー戦で代表デビューも果たす。1970年のFIFAワールドカップ(W杯)メキシコ大会では、決勝でブラジルに敗れたものの、6試合で3得点を記録し、準優勝に大きく貢献した。

セリエAでのプロ通算成績は、241試合に出場、143得点。1969-1970シーズンで優勝を経験しているほか、得点王には3度(1966-1967シーズン、1968-1969シーズン、1969-1970シーズン)輝いている。

死因などの詳細は明らかにされていないが、心臓病を患っていたとのこと。79歳。死去の事実は、イタリア・サッカー連盟より発表された。

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