角田義一

(つのだぎいち)
政治家・弁護士。元参議院議員。立憲民主党・群馬県連最高顧問。参議院にて第25代の副議長を務めたことで知られている。そのほか、村山富市内閣総理大臣(当時)の下での法務政務次官、民主党群馬県連会長などの要職を歴任した。また、国会議員就任前には群馬県議会議員を務めていた。所属政党は、日本社会党、社会民主党、旧・民主党、新・民主党、民進党、旧・立憲民主党、新・立憲民主党と遷移。旭日大綬章受章者。

群馬県に生まれ、京都府京都市に本拠を置く国立大学である京都大学を卒業後、1962年に司法試験に合格し、弁護士となる。1973年、群馬県議会議員選挙に日本社会党の公認を得て出馬、初当選を果たす。その後、国政に打って出るため、1983年・1986年と参議院議員通常選挙に群馬県選挙区より立候補するも、いずれも落選。1989年、3度目の挑戦となる参議院議員通常選挙にて見事に当選を果たした。以後、任期満了となる1995年、及び2001年の参議院議員通常選挙にも当選。通算で参議院議員を3期務めた。

2004年には、参議院議員副議長に就任し、2007年まで務めている。国会の審議では、議論に長けた弁護士出身であることを活かし、白髪を振り乱しながら政府与党を追及する姿が話題を呼び、「ホワイトタイガー」(白虎)の異名で称えられた。2020年には、新・立憲民主党の群馬県連(群馬県総支部連合会)が設立されたことに伴い、その最高顧問に就任し、亡くなるまで務めた。

群馬県前橋市にある病院にて死去。死因は、病気とされているが、病名などの詳しい情報は明らかにされていない。86歳。

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