琴ヶ嶽綱一

(ことがたけこういち)
元大相撲力士。二所ノ関一門の相撲部屋である佐渡ヶ嶽部屋に所属していた。本名は「竹内孝一」(たけうちこういち)。北海道川上郡出身。

中学生時代に力士になることを志し、上京。1967年、佐渡ケ嶽部屋に入門し、九州場所で15歳にして初土俵を踏む。1974年には、21歳にして新十両に昇進。1976年に新入幕を果たす。1977年5月場所にて、自身の最高位となる西前頭筆頭となった。186cmの長身を活かしたつりを得意技として活躍し、幕内には「琴ヶ嶽」の四股名で6場所在位。その後、1984年の3月場所をもって31歳で引退。年寄「白玉」を襲名して後進の指導に尽力していたが、1995年3月に廃業し、角界を去ることとなる。以後は、故郷である北海道川上郡弟子屈町にて町役場職員として勤務し、「弟子屈町川湯相撲記念館」(のちの大鵬相撲記念館)で館長を務めるなどした。

幕内での通算成績は、6場所で36勝54敗、勝率4割0分0厘。十両優勝1回、幕下優勝1回を経験している。

北海道にある病院にて死去。死因は、心不全であった。71歳。

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