仲宗根美樹

(なかそねみき)
歌手。元祖「沖縄シンガー」として有名。女優であるくにば亜紀の母。

出身は東京都であるが、両親が沖縄県出身。1961年、自身も出演した日本テレビ系列のテレビドラマ「東京物語」の挿入歌「愛に生きる」で歌手デビュー。さらに、同年に発表した2枚目のシングル曲「川は流れる」がミリオンセラーを達成するほどの大ヒットを記録し、一気にスターダムにのし上がった。

そのほかの代表曲には、「島育ち」「ドリーム・ファイブ」「奄美恋しや」「恋しくて」などがある。

出演したテレビ番組には、上述したテレビドラマ「東京物語」を始め、「跳び上がる娘たち」「誰か夢なき」「記念樹」「源義経」「俺は用心棒」「三匹の侍」などがある。また、2017年には、テレビ朝日系列で放送されている人気の長寿トーク番組「徹子の部屋」にも出演している。

映画では、「海猫が飛んで」「東海一の若親分」「うるさい妹たち」「川は流れる」「その結婚異議あり」「魚河岸の旋風娘」「独立美人隊」「BACK STAGE/バックステージ」など。

NHK(日本放送協会)が放送する年末恒例の歌番組「紅白歌合戦」には、5回の出場歴を誇る(1962~1965年、1967年)。

東京都渋谷区にある病院にて死去。死因は、肺癌であった。79歳。

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