前川芳男

(まえかわよしお)
元プロ野球審判員・パシフィックリーグ審判部長。

東京都千代田区に本拠を構える専修大学を卒業後、横浜ナショナルサービスなどでのサラリーマン生活を経て、1967年よりプロ野球・パシフィックリーグの審判員に就任。審判員袖番号「25」として、1997年まで31年間に渡って現役審判を務め、通算2,987試合(オールスター戦や日本シリーズを合わせると3,009試合)に出場した。

1978年から1995年までの18年間においてはほぼ毎年日本シリーズの審判を務め、特に「江夏の21球」として現在も語り継がれている1979年の日本シリーズ第7戦(広島vs近鉄、大阪球場)で球審を務めていたことで知られている。

1995年に審判部長に就任、1998年に現役を引退し、指導員となった。その後は、プロ野球のOBがシーズンオフに行う野球の興行「プロ野球マスターズリーグ」などで活躍していた。

死因などの詳細は明らかになっていない。82歳。死去の事実は、日本野球機構により亡くなってから4日後に発表された。

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