モーガン・スパーロック

映画監督・プロデューサー・脚本家(アメリカ)。1ヶ月間、自らマクドナルドの食品のみを食べ続けて身体への影響を記録するという2004年のドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」の監督として特に知られている。

1970年、アメリカ合衆国東部ウェストバージニア州パーカーズバーグに生まれ、ベックリーで育った。地元のウッドロー・ウィルソン高校からニューヨーク大学に進学し、卒業後は、ニューヨークに本拠を構える製作スタジオを創設。その後、ドキュメンタリーを中心に映画作品を作るようになる。上述した「スーパーサイズ・ミー」は、アカデミー賞(長編ドキュメンタリー部門)にノミネートされるなど、アメリカのファストフード業界や食生活問題に一石を投じ、国民的な議論を巻き起こす問題作として大きな話題となった。

そのほか、国際テロ組織「アルカイダ」の指導者であったオサマ・ビン・ラディン(ウサーマ・ビン・ラーディンなどとも表記)容疑者の捜索をテーマとしたドキュメンタリー映画「ビン・ラディンを探せ!スパーロックがテロ最前線に突撃!」や、イギリスの人気ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」のコンサート映画「THIS IS US」などの作品でもメガホンを握った。また、テレビではCNNシリーズ「インサイドマン」にて、数年間に渡って司会も務めていた。

上述したもの以外の監督作品には、「ヤバい経済学」「モーガン・スパーロックの30デイズ(テレビシリーズ)」「スーパーサイズ・ミー2 – ホーリーチキン!」「You Don’t Know Jack」「Mansome」「The Greatest Movie Ever Sold」「Rats」「Crafted」などがある。

アメリカ合衆国ニューヨーク州のアップステートにて死去。死因は、癌の合併症であった。53歳。

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