サム・ペキンパー

映画監督(アメリカ)。代表作に、メガホンを握るとともにウォロン・グリーンと共同で脚本も手掛けた1969年の西部劇映画「ワイルドバンチ」や、イギリスの作家ゴードン・M・ウィリアムズの「トレンチャー農場の包囲」を原作とし、ダスティン・ホフマンが主役を演じた1971年の現代映画「わらの犬」、ジム・トンプスンの同名小説を映像化した1972年の強盗映画「ゲッタウェイ」などがある。あらゆる作品に残酷な描写が多いことから、「Bloody Sam」(訳:血まみれのサム)の異名をとった。日本を代表する俳優である高倉健が好きな監督の1人として挙げていたことでも知られている。

脚本や監督を手掛けたそのほかの映画作品に、「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」「昼下りの決斗」「荒野のガンマン」「栄光の野郎ども」「ダンディー少佐」「戦うパンチョビラ」「砂漠の流れ者」「ジュニア・ボナー」「ビリー・ザ・キッド」「キラー・エリート」「ガルシアの首」「戦争のはらわた」「ザ・ビジター」「コンボイ」「バイオレント・サタデー(遺作)」などがある。

また、テレビ映画やテレビシリーズなどでは、「ライフルマン」「ガンスモーク」「風雲クロンダイク」「遥かなる西部」「昼酒」などがある。

死因は、心不全であった。59歳。

タイトルとURLをコピーしました