森瀧市郎

(もりたきいちろう)
哲学者・倫理学者。広島大学名誉教授。原水禁(原水爆禁止)の運動家として特に有名。なお、苗字を「森滝」と表記し「森滝市郎」とされることも多い。

広島大学教授・原水爆禁止広島県民運動本部事務局長・被団協(日本原水爆被害者団体協議会)理事長・原水爆禁止日本国民会議代表委員などを歴任。

数々の原水爆禁止運動は、母校である広島高等師範学校の教官時代、1945年8月6日の第二次世界大戦(太平洋戦争)における原爆投下で被爆し、爆風による窓ガラスの破片によって右目の視力を失った体験が基になっている。また、運動は日本国内だけに限らず、西ドイツなど海外での活動にも及び、終始、「核と人類は共存できない」と訴え続けてきた人物として知られている。

著書に、「反核三○年」など。

死因詳細不明。92歳。

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