西崎義展

(にしざきよしのぶ)
アニメプロデューサー・アニメーション監督。

東京都練馬区にある武蔵高等学校を卒業後、一時は俳優を目指したこともあったが、浪人生活の末に日本大学に入学。卒業(中退とする情報もある)したあと、東京都港区六本木のジャズ喫茶における司会業への従事などを経て、1960年代前半よりプロデューサーとしての道を歩み始める。

プロデュースした代表的な作品には、1974年に初めて日本テレビ系列で放送され、現在に至るまで世界的な人気アニメとして君臨しているSF作品「宇宙戦艦ヤマト」や、手塚治虫の同名漫画作品を原作として映像化されたテレビアニメ「海のトリトン」などがある。

その他の作品には、「山ねずみロッキーチャック」「わが青春のイレブン」「宇宙空母ブルーノア」「オーディーン/光子帆船スターライト」「北壁に舞う」「ワンサくん」「YAMATO2520」「超神伝説うろつき童子」「パッセンジャー/過ぎ去りし日々」などがある。

私生活では、1997年に覚醒剤取締法違反、1999年に銃刀法違反でそれぞれ逮捕されるなど、波乱万丈だった。

死因は、船から海に転落したことであった。75歳。東京都小笠原村父島の海にて、自らが設立した会社「ウエスト・ケープ・コーポレーション」が所有する船舶「YAMATO」にて停泊中、誤って海に転落。その後医師によって死亡していることが確認されたという。

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