西澤潤一

(にしざわじゅんいち)
工学者。専門分野は、通信工学・電子工学・半導体・光通信など。この分野の特許において、世界で最も多くの保有件数を持つことでも有名。「闘う独創研究者」「ミスター半導体」などと称えられた。日本学士院会員。東北大学名誉教授。同じく東北大学名誉教授である西澤泰二の兄。東北帝国大学教授である西澤恭助の息子。文化勲章・紫綬褒章受章者。文化功労者。宮城県名誉県民。

上智大学特任教授・首都大学東京学長・東北大学総長・社団法人先端技術産業戦略推進機構会長・財団法人東北大学研究教育振興財団理事長・社団法人日中科学技術文化センター名誉会長・日本ヒートアイランド学会最高顧問・財団法人マツダ財団評議員・特定非営利活動法人ITSSユーザー協会会長など、数々の要職を歴任した。

主な受賞歴に、科学技術庁長官奨励賞、日本学士院賞、大河内記念技術賞、恩賜発明賞、科学技術庁長官奨励賞、アメリカ電気電子学会(IEEE)エジソンメダル、IEEEジャック・A・モートン賞、国際結晶成長機構ローディス賞、特許庁長官奨励賞、大川賞など多数。なお、アメリカ電気電子学会(IEEE)から、20世紀における天才の1人として認める旨の声明が出されたこともある。

主な著書に、「独創は闘いにあり」「闘う独創技術」「教育の目的再考」「日本人よロマンを」「赤の発見 青の発見」「背筋を伸ばせ日本人」「わたしが探究について語るなら」「生み出す力」「人類は80年で滅亡する」「私のロマンと科学」など多数。

死因詳細不明。92歳。

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