水木しげる

(みずきしげる)
漫画家。妖怪研究家や紙芝居作家としても知られている。文化功労者。代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで、世代を問わず多くの人々から人気を集め、妖怪漫画のパイオニアとしてその名を全国に知らしめた。

発表した漫画作品には、上述した代表作である「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」のほか、デビュー作である「ロケットマン」や、「河童の三平」「戦場の誓い」「のんのんばあとオレ」「プラスチックマン」「人魂を飼う男」「妖棋死人帳」「恐怖の遊星魔人」「花の流れ星」「墓場鬼太郎(シリーズ)」「呪われた村」「ゴマスリ二等兵」「地獄」「墓の町」「零戦総攻撃」「水木氏のメルヘン」「日本妖怪大全」「総員玉砕せよ!」「サラリーマン死神」「なまけの与太郎」「星をつかみそこねる男」「劇画ヒットラー」「魔女モンロー」「フーシギくん」「おばけのムーラちゃん」「妖怪博士の朝食」「猫楠」「カランコロン漂泊記」「妖怪大戦争」「コミック昭和史」「水木しげるの古代出雲」「ねこ忍」「ヘンラヘラヘラ」「糞神島」「ベーレンホイターの女」「偶然の神秘」「未来をのぞく男」「花町ケンカ大将」「レーモン河畔」など、枚挙に暇がない。

エッセイ・画集などそのほかの作品では、「娘に語るお父さんの戦記」「のんのんばあとオレ」「ねぼけ人生」「トペトロとの50年」「生まれたときから妖怪だった」「水木しげるのラバウル戦記」「妖怪天国」「ちゃんと食えば、幸せになる」「水木しげるのんのん人生」「水木しげる妖怪画集」「水木しげるの妖怪事典」「妖怪画談」「水木しげるの憑物百怪」「水木しげる画集」「おばけどろぼう」「水木しげるのふしぎ妖怪ばなし」「水木しげるの妖怪なぞなぞめくり」「水木少年とのんのんばあの地獄めぐり」など、こちらも多数。

受賞歴に、講談社児童漫画賞、日本漫画家協会賞(文部大臣賞)、手塚治虫文化賞(特別賞)、アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞、アイズナー賞最優秀アジア作品賞、朝日賞など、多数。

水木しげる 死因

病院にて死去。死因は、多臓器不全であった。93歳。自宅で転倒し、頭部打撲による硬膜下血腫で緊急手術を受けて入院療養中に、容体が急変し亡くなった。

(以下、管理者コメント)
誰もが知っている「ゲゲゲの鬼太郎」。漫画界の大御所の訃報は、また一人、日本の文化界にとって大きな痛手となることでしょう。今年は特に、多くの功労者が亡くなった年である気がいたします。

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