岩井宏實

(いわいひろみ)
民俗学者。帝塚山大学名誉教授・元学長。千葉県佐倉市の佐倉城趾に所在する国立歴史民俗博物館でも名誉教授を務めたほか、大分県宇佐市にある大分県立歴史博物館では顧問に就任していた。

1932年、奈良県生まれ。京都府京都市に本部を置く立命館大学を卒業後、同大学院文学研究科に進学。修了後、数々の著作を発表する傍らで、上述したような要職を務めた。

主な著作(編著・共著を含む)は、「絵馬を訪ねて」「奈良祭事記」「小絵馬」「正月はなぜめでたいか」「暮しの中の神さん仏さん」「運を開くことわざ吉凶学」「少年少女版日本妖怪図鑑」「民具の博物誌」「ちょっと昔の道具たち」「日本の伝統を読み解く暮らしの謎学」「旅の民俗誌」「昭和を生きた道具たち」「「君の名は」の民俗学」「絵馬に願いを」「看板 – ものと人間の文化史」「女のちから – 霊力・才覚・技量」「奈良の祭事記」「日本人祝いと祀りのしきたり」「民具学の基礎」「絵馬秘史」「日本の伝説」「日本の絵馬」「博物館づくりと地域おこし」「人と物の旅百科」「馬の文化叢書」「技と形と心の伝承文化」「図解・日本の妖怪」など、多数。

死因は、肺癌であった。83歳。

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