岩本久人

(いわもとひさと)
政治家・元参議院議員。旭日中綬章受章者。

島根県に生まれ、県立浜田高校を卒業後、島根県庁に入庁。全日本自治団体労働組合中国地連事務局長などを経て、1979年、島根県議会議員選挙に日本社会党より出馬、初当選を果たす。県議会議員を通算で3期務めたのち、1989年7月の参議院議員通常選挙島根選挙区に無所属で立候補し見事に当選、国政に打って出ることになる。

在任中は、日本社会党内の政策決定機関「山花貞夫 シャドーキャビネット」で地方分権担当大臣を担当したほか、参議院地方行政委員長なども務めた。しかしながら、続く1995年の参議院議員通常選挙では落選。2000年の衆議院議員総選挙にも無所属の会より出馬したものの、こちらも落選。結果、国会議員としては参議院議員を1期務めるに留まったが、その後も民主党島根県連役員や社会福祉法人理事長などを歴任した。

島根県松江市にある自宅にて死去。死因は、肝不全であった。81歳。

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