大橋巨泉

(おおはしきょせん)
タレント・評論家・放送作家・実業家・政治家。元参議院議員。マルチな才能を発揮して幅広く活動する、いわゆる「マルチタレント」の先駆けとして、日本を代表する1人であった。タレント・アイドルであった浅野順子の夫。ジャズシンガーであるマーサ三宅の元夫。同じくジャズシンガーである大橋美加、及び豊田チカの父。タレントである大谷瑠奈の祖父。オーケープロダクション社長である大橋哲也の兄。

「11PM」「クイズダービー」など人気テレビ番組の司会として特に有名。歯に衣着せぬ毒舌ぶりで広くお茶の間の人気を博し、司会やコメンテーターとして重宝されていた他、そのキャラクターを活かして政治家としても活躍した。

芸能プロダクションである「オーケープロダクション」の創業者として取締役会長に就任していた他、土産物屋である海外グループ「オーケーギフトショップ」の代表を務めるなど、実業家としての顔も持つ。

さらに、多くの競馬番組に出演して評論を行う競馬評論家としても活躍した。

「巨泉・遊びの実戦教室」「巨泉の考える競馬 調教タイムを見る前に」「巨泉の麻雀・君の打ち方では勝てない」「わがシングルへの道」「巨泉の使いこなす英語」「こんな民主主義いらない」「愚直」「巨泉 : 人生の選択」「ゲバゲバ70年!大橋巨泉自伝」「日本人メジャーリーガー・一流の条件」「やめたら」「それでも僕は前を向く」「巨泉の遺言撤回 「今回の人生では○○しない」」「大橋巨泉の美術鑑賞ノート」「頑固のすすめ」「ジャズ・ヴォーカル名盤100」「366日命の言葉」「知識ゼロからの印象派絵画入門」「生意気:東京下町青春記」「こうすりゃよくなる日本のスポーツ」「岐路」「巨泉流メジャー・リーグを楽しむ法」など、著書(共著を含む)も多数。

病院にて死去。死因は、急性呼吸不全であった。82歳。2005年に胃癌が見つかって以降、たびたび癌の手術や放射線による治療を行っていた他、腸閉塞を患って入院するなど、晩年は健康状態に大きな不安を抱えながら仕事をしている状態だったという。

タイトルとURLをコピーしました