ジャンヌ・モロー

女優・歌手・映画監督・脚本家(フランス)。俳優であるジャン=ルイ・リシャールの元妻。映画監督であるウィリアム・フリードキンの元妻。

フランスを始め、各国から数々の賞を受けるなど、フランスを代表する女優の1人。その落ちついた身のこなしなど、数々の魅力から、「ヌーヴェルヴァーグの恋人」とも称された。なお、ヌーヴェルヴァーグとは、「ニュー・ウェーブ」(新しい波)を意味するフランス語で、1950年代末からのフランスにおける映画運動、あるいはその時期の一連の映画作品を指す。

受賞歴に、セザール賞 名誉賞、カンヌ国際映画祭 パルム・ドール名誉賞、ヴェネツィア国際映画祭 栄誉金獅子賞、ヨーロッパ映画賞 生涯貢献賞、ベルリン国際映画祭 金熊名誉賞など。

代表的な出演映画に「現金に手を出すな」「バルテルミーの大虐殺」「死刑台のエレベーター」「雨のしのび逢い」「女は女である」「エヴァの匂い」「小間使の日記」「黄色いロールス・ロイス」「大列車作戦」「モンテ・ウォルシュ」「オーソン・ウェルズのフォルスタッフ」「ニキータ」「百一夜」「ノルマンディーの黄昏」「厚化粧の女」「レ・ミゼラブル」「クロワッサンで朝食を」など。

死因は、老衰であったものとされている。89歳。自宅にて亡くなっているところを家政婦により発見された。

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