ハロルド・プリンス

演出家・演劇プロデューサー(アメリカ)。アメリカ・ニューヨーク市のマンハッタン発祥で、世界最高水準と言われるブロードウェイ・ミュージカルにおいて、「オペラ座の怪人」「ウエスト・サイド・ストーリー」など、数々の名作を生み出したことで有名。アメリカのミュージカルや演劇に関する賞であるアントワネット・ペリー賞(トニー賞)の受賞回数は、個人として史上最多を誇る21回。同じく演出家であるデイジー・プリンスや、指揮者であるチャールズ・プリンスの父。

舞台監督・芸術監督やプロデュース・演出を務めた舞台作品に、上述の「オペラ座の怪人」「ウェスト・サイド・ストーリー」の他、「ワンダフル・タウン」「キャンディード」「太平洋序曲」「スウィーニー・トッド」「エビータ」「くたばれ!ヤンキース」「キャバレー」「蜘蛛女のキス」「屋根の上のバイオリン弾き」「カンパニー」「その男ゾルバ」など多数。

受賞歴に、上述の21度に渡るアントワネット・ペリー賞(トニー賞)の他、ドラマ・デスク賞 最優秀演出賞、ドラマ・デスク賞 最優秀ミュージカル演出賞など。

病気のため。死因詳細不明。91歳。死去の事実は広報担当者によって明らかとなった。

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