カーク・ダグラス

俳優・映画プロデューサー(アメリカ)。同じく俳優・プロデューサーであるマイケル・ダグラス、および映画プロデューサーであるジョエル・ダグラスの父。ハリウッドの黄金期に長らく活躍した名優として有名。アメリカ合衆国・大統領自由勲章、およびフランス・レジオンドヌール勲章受章者。

代表的な出演作品には、マーク・ロブソンが監督を務め、カール・フォアマンが脚本を手掛けた1949年の映画「チャンピオン」(同作品が事実上の出世作と言える)を始め、「呪いの血」「三人の妻への手紙」「過去を逃れて」「ガラスの動物園」「探偵物語」「悪人と美女」「想い出」「星のない男」「海底二万哩」「脱獄」「スパルタカス」「ボディガード」「炎の人ゴッホ」「ファイナル・カウントダウン」「愛に向って走れ」「OK牧場の決斗」「逢う時はいつも他人」「明日になれば他人」「恋のクレジット」「零下の敵」「テレマークの要塞」「パリは燃えているか」「アレンジメント」「大脱獄」「暗殺」「ザ・ビッグマン」「雨のパスポート」「エンテベの勝利」「スペース・サタン」「悪魔が最後にやってくる!」「タフガイ」「ザ・グレート・ファイター」「遺産相続は命がけ!?」「ザ・シンプソンズ」「グロムバーグ家の人々」など、枚挙に暇がない。

受賞歴に、アカデミー賞(名誉賞)を始め、ニューヨーク映画批評家協会賞(主演男優賞)、ゴールデングローブ賞(主演男優賞、セシル・B・デミル賞)、AFI賞(生涯功労賞)、全米映画俳優組合賞(生涯功労賞)、セザール賞(名誉賞)、アメリカ国家芸術賞、ベルリン国際映画祭名誉金熊賞など、多数。そのほか、アカデミー賞における主演男優賞には3回に渡るノミネート歴があるが、惜しくも受賞は逃している。

アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスにある自宅にて死去。死因などの詳細は明らかになっていない。103歳。

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