加藤孝造

(かとうこうぞう)
陶芸家。重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。旭日小綬章受章者。可児市・多治見市・瑞浪市の名誉市民でもある。美濃陶芸協会名誉会員・相談役などを歴任。

安土桃山時代に茶人や戦国武将に親しまれた茶陶器「瀬戸黒」や、同じく伝統技法である「志野」の第一人者として有名。伝統技法継承のため、「風塾」を主宰、後進育成にも尽力した。

作品は、国立近代美術館やニューヨーク・クラフト美術館、宮内庁・赤坂迎賓館、瑞浪市陶磁資料館などに所蔵されている。

死因は、急性心不全であった。88歳。

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