ディック・グロート

元プロ野球選手・元プロバスケットボール選手(アメリカ)。野球でのポジションはショート(遊撃手)。

大学時代から、野球とバスケットボールの二刀流をこなす選手として知られており、アメリカ大学野球の殿堂入りと、全米カレッジバスケットボールの殿堂入りの双方を果たすという快挙を成し遂げている唯一の選手。プロでも、プロリーグであるメジャーリーグベースボール(MLB)とナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)の双方を経験している。

MLBではピッツバーグ・パイレーツ、セントルイス・カージナルス、フィラデルフィア・フィリーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツで活躍した。NBAではフォートウェイン・ピストンズに所属。

ピッツバーグ・パイレーツでは、首位打者を獲得の上、MVP(最優秀選手賞)も受賞。ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。オールスターゲームにもたびたび出場している他、セントルイス・カージナルスでも優勝を経験した。

直接的な死因についての詳細は不明。92歳。パイレーツの球団殿堂入りを果たした矢先に、病院にて亡くなった。1週間前に心臓発作を起こしていたとのこと。

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