悠雅彦

(ゆうまさひこ)
ジャズ評論家・ミュージシャン。神奈川県逗子市出身。

早稲田大学文学部英文科の座学中よりハイソサエティ・オーケストラ部に所属、音楽活動を展開。卒業後、北村英二カルテットなどに参加。その後、1968年に評論家としての活動を開始した。

ジャズを専門に扱う月刊音楽雑誌「スイングジャーナル」(2010年休刊)などで評論を繰り広げた他、朝日新聞でも長きに渡って様々な公演やコンサートについての評論を担当。その他、ラジオのDJや各種コンサートのMCとしても活躍した。

また、1975年には、自主レーベルである「ホワイノット」を設立。日本を代表するジャズピアニストの辛島文雄の他、アメリカのモダン・ジャズにおけるトランペット及びテナー・サックスの奏者で、ニューヨーク・ジャズ賞などを受賞しているチコ・フリーマンや、同じくアメリカにおけるジャズピアニスト・作曲家で、数々のジャズミュージシャンと共演経験のあるジョージ・ケイブルスらをプロデュースした。

著書(共著を含む)に、「モダン・ジャズ群像」「ジャズCDの名盤」「ジャズ:進化・解体・再生の歴史」「ぼくのジャズ・アメリカ」などがある。

神奈川県内の福祉施設にて死去。死因は、老衰であった。85歳。没後、お別れコンサートが開催される。

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