細田博之

(ほそだひろゆき)
政治家・衆議院議員・元通産官僚。同じく政治家で、防衛庁長官や運輸大臣などを歴任した細田吉蔵の息子。

衆議院議長(第78代)を始め、内閣官房長官、衆議院憲法審査会長、衆議院政治倫理審査会長、情報通信技術担当大臣、科学技術政策担当大臣、個人情報保護担当大臣、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)、沖縄及び北方対策担当大臣、通商産業総括政務次官、経済企画政務次官などの要職を歴任。

また、所属政党である自民党においても、幹事長、総務会長、国会対策委員長、憲法改正推進本部長、選挙制度改革問題統括本部長、政治制度改革実行本部長、行政改革推進本部長、経理局長などを歴任した。

東京大学を卒業後、通産官僚を経て、1990年の衆議院議員選挙において島根県全県区から出馬し、初当選。以後、11期連続の当選を果たし、長きに渡って衆議院議員を務めた。その間、上述したような数々の要職を務め、内閣や自民党の中核として活躍した。

2021年11月に第78代衆議院議長に就任したが、2023年7月に体調不良を訴え病院に搬送。以後は、公務も欠席がちだった。9月には入院し、10月には任期途中でありながら衆議院議長を辞任していた。辞任会見では、取り沙汰されていた世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)との関係についても指摘されたが、あくまで辞任の報告がメインだとして、50分ほどで打ち切る様子も見られた。

東京都内にある病院にて死去。死因などの詳細は明らかになっていない。79歳。

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