ヴォルフガング・ショイブレ

政治家(ドイツ)。ドイツ連邦共和国において、財務相や連邦議会議長を務めたことで知られている。日本語での表記は、「ウォルフガング・ジョイブレ」とされることも多い(ドイツ語表記:「Wolfgang Schäuble」)。

1942年、ドイツ連邦共和国南西部にあるフライブルク生まれ。1972年、30歳にして連邦議会(下院)議員に当選して以来、連邦議会議員として歴代で最長(45年以上)となる任期を務めあげた。財務相時代には、ギリシャ債務危機への対応にも尽力し、高い評価を受けている。

そのほか、1945年に結成された中道右派政党で、キリスト教民主主義などを唱えるドイツキリスト教民主同盟(CDU)の党首や、同党スポーツ委員会委員長、同党連邦議会院内総務、アンゲラ・メルケル首相(当時)の下での内務大臣、ヘルムート・コール首相(当時)の下での国務大臣兼首相府長官なども歴任した。

自宅にて死去。死因などの詳細は、明らかにされていない。81歳。死去の事実は、当人が所属するキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の関係者が公表した。

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