横山知伸

(よこやまとものぶ)
元プロサッカー選手・サッカー指導者。ポジションはDF(ディフェンダー)およびMF(ミッドフィルダー)。

早稲田大学を卒業後、2008年に神奈川県川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレに入団。ほどなくしてレギュラーに定着し、ゲームメーカーとして活躍した。2012年には、大阪府大阪市・堺市をホームタウンとするセレッソ大阪に移籍。JリーグのトップカテゴリーであるJ1残留を争っていたチームの勝利に貢献した。その後、大宮アルディージャ、北海道コンサドーレ札幌、ロアッソ熊本を経て、2019年、岐阜市を中心に岐阜県全域をホームタウンとするFC岐阜に移籍。翌年の2020年、現役からの引退を発表。

現役時代の通算成績は、2008年から2019年までの12年間稼働で、リーグ戦・カップ戦を合わせて260試合に出場、11得点。うち、トップカテゴリーであるJ1リーグでは、162試合に出場、7得点だった。

現役引退後は、北海道コンサドーレ札幌傘下のアカデミー(育成組織)におけるフィジカルコーチに就任。2023年には、大宮アルディージャのフィジカルコーチや、同クラブのU-18コーチなどを歴任した。

死因は、脳腫瘍のため。38歳。2018年末に、体調不良によって病院で診断を受けたところ脳腫瘍が発覚。摘出手術を施され、復帰を果たしていたものの、2023年の夏に再発。治療を続けていたという。死去の事実は、1週間後となる1月11日、所属クラブである大宮アルディージャより発表された。

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