出門英

(でもんひで)
歌手・俳優・作曲家・作詞家。のちに結婚して妻となるロザンナ(ロザンナ・ザンボン)との夫婦デュオ「ヒデとロザンナ」の1人としても有名。画家・音楽家である士門(しもん)、およびミュージシャンである来門(らいもん)、モデルである万梨音(まりおん)の父。「出門ヒデ」(読み同じ)、「水木英二」(みずきえいじ)、「加藤秀男」(かとうひでお)といった芸名で活動していた時期もある。

発表したシングル曲には、「東京ロマンチックガイ」「思い出を消して行こう」(水木英二名義)を始め、「いつの日か人に語ろう」「愛という出逢い」「きみこそ旅人」「野風増」「黄色い花」「黄昏に愛をこめて」「BIRDIES NIGHT」などがある。

作曲を手掛けた楽曲には、「星の砂」(小柳ルミ子)、「愛」(小野寺昭)、「彼岸花」(森昌子)、「今にわかるわ」(湯原昌幸)などがある。

俳優として出演した主な映画には、「ゴンドラ」「アニメちゃん」「霧子のタンゴ」「ぼくらの七日間戦争」「東京上空いらっしゃいませ」「光る女」などがある。

テレビドラマでは、「非情のライセンス」「プレイガールQ」「特別機動捜査隊」「必殺仕事人V・旋風編」「愛と青春の挽歌」「毎度おさわがせします3」など。

そのほか、TBS系列で放送されていた「日本縦断クイズ合戦」や、フジテレビ系列で放送されていた「ズバリ!当てましょう」などのバラエティ番組・クイズ番組では、司会としても活躍した。

著書に、「ヒデとロザンナのきのう今日あした」などがある。

東京都内にある病院にて死去。死因は、結腸癌であった。47歳。1年ほど前にひどい下痢に見舞われ、結腸癌であることが判明。入退院を繰り返しながら闘病し、仕事も継続していたが、最終的には癌が肺にまで転移した。2日前に大量吐血して意識不明の重体となり、ついに帰らぬ人となってしまった。

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