大出俊

(おおいでしゅん)
政治家。元衆議院議員。元郵政大臣。勲一等旭日大綬章受章者。所属は、日本社会党・社会民主党。政治家・実業家・元衆議院議員である大出彰の父。

1963年の衆議院議員総選挙にて、日本社会党の公認として神奈川県第1区より出馬し、初当選を果たす。以後、衆議院議員を11期務めた。1994年には、当時の村山富市内閣総理大臣の下、郵政大臣に任命された。

その他、全逓信労働組合(全逓)本部書記長、同組合副委員長、日本労働組合総評議会(総評)副議長、日本社会党国会対策委員長、衆議院懲罰委員長などを歴任した。

アメリカ合衆国の航空機製造大手であるロッキード社の大規模汚職事件「ロッキード事件」や、日本とアメリカにおける軍用機売買に関する汚職事件「ダグラス・グラマン事件」、大韓航空の「ボーイング747」がソビエト連邦の領空を侵犯したために撃墜された事件「大韓航空機撃墜事件」など、数々の世界的な大事件に関連し、国会において政府・与党を激しく糾弾する姿勢を見せ、度々審議を紛糾・中断させたことから、「国会の止め男」とも呼ばれた。

死因詳細不明。79歳。

タイトルとURLをコピーしました