池宮彰一郎

(いけみやしょういちろう)
脚本家・作家・小説家。作家・小説家である池上司の父。脚本家としては、本名である「池上金男」(いけがみかねお)として活動していた。小説家としては、数々の歴史小説が人気を集めた。

小説家として発表した作品には、「幻の関東軍解体計画」「限りなき一つの道」「四十七人目の浪士」「四十七人の刺客」「その日の吉良上野介」「風塵」「遁げろ家康」「高杉晋作」「本能寺」「辛亥革命」「平家」「天下騒乱・鍵屋ノ辻」「義、我を美しく」「忠臣蔵夜咄」「戦国歴史舞台を歩く」などがある。

脚本家として手掛けたテレビドラマには、「マコ!愛してるゥ」「北斗の人」「必殺仕掛人」「大岡越前」「戦国ロック・はぐれ牙」「風雲柳生武芸帳」「大空港」などがある。また、映画では、「十三人の刺客」「十七人の忍者」「嵐を呼ぶ男」「栄光への挑戦」「喜劇“夫”売ります!!」「影狩り」「四十七人の刺客」「雲霧仁左衛門」「剣と花」「わが命の唄・艶歌」など。

受賞歴に、小説家として受賞した新田次郎文学賞や柴田錬三郎賞を始め、脚本家として受賞した日本シナリオ作家協会シナリオ功労賞、京都市民映画祭脚本賞、日本アカデミー賞(優秀脚本賞)などがある。

自宅にて死去。死因は、肺癌であった。83歳。晩年は、著作の一部について他の有名作家による作品と類似している点が指摘され、2002年に執筆活動を停止していた。

タイトルとURLをコピーしました