ロイ・シャイダー

俳優(アメリカ)。特に、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた海洋アクション・スリラー映画の金字塔「ジョーズ」(1975年)におけるマーティン・ブロディ署長役(続編となる「ジョーズ2」でも同役を務めた)や、ロビン・ムーアの同名小説を原作としてウィリアム・フリードキン監督が映像化した「フレンチ・コネクション」(1971年)におけるバディ・ルソー刑事役で知られている。

その他の出演作品には、「ルーという女」「コールガール」「重犯罪特捜班」「マラソンマン」「恐怖の報酬」「オール・ザット・ジャズ」「ブルーサンダー」「ファイナル・イニング」「メンズクラブ」「デス・ポイント」「ジャッカー」「ナイト・ゲーム」「青春!ケンモント大学」「ロシア・ハウス」「エグゼクティブ・ターゲット」「レインメーカー」「ピースキーパー」「対決」「白い烏」「ザ・ディレクター」「偽造」「デイブレイク」「ラストデイズ」「レッド・ブラスト」「死霊の門」「逆転法廷」「レッドデビル」「パニッシャー」「タンネンベルク1939」などがある。

受賞歴に、アメリカ・ニューヨークの新聞社「ヴィレッジ・ヴォイス」(The Village Voice)が主催し、ニューヨークで上演された優れた舞台を称える賞であるオビー賞(Off-Broadway Theater Awards)などがある。また、アカデミー賞には2度、ゴールデングローブ賞・英国アカデミー賞には、それぞれ1度ずつ、ノミネートされている(惜しく受賞はならず)。

死因は、多発性骨髄腫であった。75歳。晩年は、同病の治療のために骨髄移植を受けるなど、活動を休止して懸命な闘病生活を続けていたが、復帰はならなかった。

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