ヘルムート・シュミット

政治家(ドイツ)。旧西ドイツ元首相。そのほか、外務委大臣、財務大臣、経済財務大臣、国防大臣などの要職も歴任した。所属政党は、SPD(ドイツ社会民主党)。

1918年、ドイツ第2の都市である自由ハンザ都市ハンブルク生まれ。ドイツ国防軍に入隊し、第二次世界大戦での従軍などを経て、終戦後にドイツの国立大学であるハンブルク大学で学ぶ。1953年、連邦議会選挙にハンブルク選挙区より立候補し、初当選。政治家としての道を歩み始めた。首相就任は1974年(第5代連邦首相)。1982年まで務めた。1983年からは、ドイツ随一の高級オピニオン紙・全国新聞である「ディー・ツァイト」の編集者となり、1985年からは代表責任者に就任した。

ヘルムート・シュミット 死因

死因は、手術後の感染症であった。96歳。亡くなる2ヶ月ほど前に、右足の閉塞性動脈硬化症で血栓を除去する手術を受けたあと、感染症にかかって体調を崩し、療養中に死去。訃報はショックと哀悼の意をもって全国に伝えられ、「ドイツとヨーロッパにとって1つの時代の終焉」とまで言われた。

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