パパ・ウェンバ

歌手(コンゴ)。1970年代から1980年代にかけて、エレクトロニック・ロックをキューバ音楽と融合させたことで人気を博し、「コンゴ・ルンバ・ロックの王」と呼ばれた。アフリカ音楽界を代表する大御所で、ワールド・ミュージック界の伝説的存在とされている。「イシフィ・ロコレ」(Isifi Lokole)、「ヨカ・ロコレ」(Yoka Lokole)、「ヴィヴァ・ラ・ムジカ」(Viva La Musica)などのバンドを結成しながら、数多くの楽曲を発表した。

発表したスタジオ・アルバムには、「Mabele Mokonzi」「Bilombe Bakutani」「La Guerre des Stars」「Champs Elysées」「Love Kilawu」「Papa Wemba」「Destin ya Moto」「Papa Wemba au Japon」「Emotion, Real World Records」「Nouvelle Ecriture」「Mokili Ngele」「À La Une」「M’Zée Fula-Ngenge」「Molokaï」「Notre Père Rumba」「Maître D’école」「Cheeky Summer time」など、多数。

死因となった直接の理由など、詳細は明らかになっていない。66歳。コートジボワールのアビジャンにて開催されていた音楽祭に出演中、ステージ上で倒れ、病院に救急搬送される途中で死去した。当音楽祭はテレビで生中継されており、ダンサーなど他の出演者の後ろで当人が倒れる様子や、心配したミュージシャンらが駆け寄る姿などが映し出されたという。

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