岡崎ひでたか

(おかざきひでたか)
児童文学作家。同じく児童文学作家である山口節子の夫。代表作に、「鬼が瀬物語」「荷抜け」「トンヤンクイがやってきた」などがある。

東京都に生まれ、小学校教員などを経て、楊名時八段錦・太極拳の呼吸法に従いながら心と体のバランスを図り、健康・友好・平和の実現を目指す日本健康太極拳協会の師範となる。その後、数々の児童文学を発表し、2016年には「トンヤンクイがやってきた」にて日本児童文学者協会賞を受賞。なお、「トンヤンクイ」とは日本人を表す蔑称で、主に中国・台湾・香港・マレーシア・マカオ・シンガポールなどの中国語圏で使用される。

著作に、上述した代表作「鬼が瀬物語」「荷抜け」「トンヤンクイがやってきた」を始め、「ひなげしの里」「青いとり王子」「戦場の草ぼっち」「天と地を測った男 – 伊能忠敬」「木をうえるスサノオ」「スクナビコナのがまんくらべ」「万次郎 – 地球を初めてめぐった日本人」などがある。

死因は、悪性リンパ腫であった。87歳。

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