梅原猛

(うめはらたけし)
哲学者・評論家。専門分野は、西洋哲学・哲学史を始め、宗教学・宗教哲学・倫理学・日本仏教・神道・古神道・歴史など多岐に渡る。文化功労者。文化勲章受章者。京都造形芸術大教授である梅原賢一郎の父。

ものつくり大学総長・立命館大学文学部哲学教授・京都市立芸術大学学長・京都市立芸術大学名誉教授・国際日本文化研究センター所長・国際日本文化研究センター名誉教授・社団法人日本ペンクラブ会長・東日本大震災復興構想会議特別顧問・東日本大震災復興構想会議名誉議長・MIHO MUSEUM館長・財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団評議員・社団法人日本広告写真家協会理事など、様々な役職・要職を歴任。また、碧南市哲学たいけん村無我苑名誉村長・京都市名誉市民でもある。

受賞歴に、仏教伝道文化賞・毎日出版文化賞・大谷竹次郎賞・中日文化賞・大佛次郎賞・日本文化デザイン大賞・井上靖文化賞・NHK放送文化賞など多数。

著書に、「地獄の思想」「隠された十字架 法隆寺論」「笑いの構造」「哲学する心」「仏教の思想」「聖徳太子」「日本学事始」「精神の発見」「ギルガメシュ」「ヤマトタケル」「日本の原郷熊野」「混沌を生き抜く思想 – 21世紀を拓く対話」「<森の思想>が人類を救う – 二十一世紀における日本文明の役割」「梅原猛の世界」「脳死は本当に人の死か」「古事記」「もののかたり」「親鸞の告白」「梅原猛の授業 – 仏教」「戦争と仏教 – 思うままに」「京都鬼だより」「親鸞「四つの謎」を解く」「脳死は、死ではない」「日本とは何なのか」「日本人は思想したか」「呪の思想-神と人との間」「長江文明の曙」「リーダーの力量 日本を再び、存在のある国にするために」「生ききる。」「虫はウソをつくのか」「教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」」など多数。

自宅にて死去。死因は、肺炎であった。93歳。約1年程前から体調を崩し、自宅で過ごすことが多かったという。

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