海野弘

(うんのひろし)
評論家。文学や都市論、音楽、ファッション、20世紀初頭前後のヨーロッパ都市における神秘的・幻想的な諸芸術を示す世紀末芸術など、幅広い評論と著述で知られている。斎藤緑雨賞の受賞歴あり。

著書に「アール・ヌーボーの世界:モダン・アートの源泉」「四都市物語 ヨーロッパ・1920年代」「ワイルド・ウェスト物語」「流行の神話 ファッション・映画・デザイン」「モダン都市東京 日本の一九二〇年代」「モダン・シティふたたび 1920年代の大阪へ」「千のチャイナタウン」「都市の20世紀 映画から百貨店まで」「世紀末のスタイル アール・ヌーヴォーの時代と都市」「フランスロワール古城めぐり 絢爛たるロマンと追憶に心解き放たれる」「陰謀の世界史 コンスピラシー・エイジを読む」「足が未来をつくる 〈視覚の帝国〉から〈足の文化〉へ」「秘密結社の時代―鞍馬天狗で読み解く百年」「おじさん・おばさん論」「武蔵野マイウェイ」「ジャズ・スタンダード100 名曲で読むアメリカ」「レンズが撮らえた19世紀英国」など多数。

死因は、虚血性心不全であった。83歳。

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